【映画レビュー】気狂いピエロ｜ハムペン・ワールド【 HamPen World 】

ハム蔵とペン吉

原題	Pierrot le Fou
公開年	1965年
製作国	フランス、イタリア
上映時間	110分
監督	ジャン＝リュック・ゴダール
俳優	アンナ・カリーナ、ジャン＝ポール・ベルモンド
ジャンル	ドラマ
あらすじ	フェルディナンはある日、退屈な結婚生活を捨てて、かつての愛人のマリアンヌと逃避生活を送ることになる。ギャングに追われながらも、彼はゆったりとして充実な時間を過ごす。マリアンヌはこの生活が退屈になり、ついにフェルディナンを裏切り逃亡してしまう。

何の前触れもなく死体が転がってたり、観客に話しかけるようなナレーションを多用するなど、ゴダール節が全開の作品ですね。ロードムービーでありながら、恋愛や犯罪もからんでおり、「ウイークエンド」のようなおもしろさがバンバン出てる。

フェルディナンがちょっと抜けてて、お馬鹿な最期を迎えるところは、まさに「ピエロ」って感じですね。