ハムペン的映画ライフ

ハムペン的映画ライフ

フォーンブース

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原題PHONEbooth
公開年2003年
製作国アメリカ
上映時間81分
監督ジョエル・シュマッカー
俳優コリン・ファレル、キーファー・サザーランド、フォレスト・ウィテカー、ラダ・ミッチェル
ジャンルスリラー
あらすじ マンハッタンで宣伝マンとして日々忙しく仕事をしているステュはいつもの決まった電話ボックスから愛人に電話をかける。 電話を切った後、その電話のベルが突然鳴り始め、ステュは電話をとる。 電話の主はライフルで近隣のビルからステュを狙いつつ、ステュを最悪の一日に引きずり込む。
ハム蔵
お気に入り度 80%

超密室のスリラー。 ハラハラした!

2003年公開当時、コリン・ファレルはノリにノってたから迷わず劇場に見に行ったことを思い出す。 エドワード・ノートンを髣髴とさせる演技は素晴らしく、最初から最後まで緊張感がすごい。

大勢の人が行き交うマンハッタンの中心がまさか密室になろうなんて想像もしなかった。 通常密室と言ったら、ある程度の行動できる範囲が与えられるが、ステュは電話ボックスから出られないというとんでもない状況。 犯人の命令されるがままに行動しなければならず、どんどん可哀想になるステュだが、最後に調子に乗って上から目線で犯人を罵倒するのが彼の欠点なんだなぁ。

舞台はほぼ電話ボックスとその周辺なんだが、最後まで息つく暇もないくらいスピーディで、終着点がまったく予想できないところがこの映画の凄さ。 フォレスト・ウィテカーは後にオスカー主演男優賞を取るけど、この映画ではただのお飾り。 コリン・ファレルの凄さに圧倒されっぱなしでした。

ペン吉
お気に入り度 50%

鳴っても出るな、浮気はするな。

電話ボックスの中に閉じ込められるなんて、なんて恐ろしいことが起こるんだ。閉じ込められるという表現は正しくないかも。通話を止められないから、その場を離れられないということ。日本では公衆電話が鳴ること自体あまりピンとこないと思うけど、公衆電話にもきちんと電話番号があり、電話を受けることも出来る。

とりあえず、台詞台詞台詞についていく。なぜならすべてが電話ボックスで起こる出来事だから。でもテンポもいいし、ドキドキはらはらするし、コリンファレルの切羽詰る演技がよかった。ステュはしょーもない男だ。そしてペン吉も犯人にイライラ、という事は話に引き込まれてる証拠か。なんとなく、最後がどうなるみたいなことが途中でわかった。でも真犯人は最終的に何をしたかったのかが、ペン吉には謎・・・きっと結局のところダメ男はダメ男のままだろうし。そして奥さんは彼を許すのか!?今後の彼の運命はきっともっと恐ろしい・・・!?