公開年 | 2009年 |
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製作国 | 日本 |
上映時間 | 134分 |
監督 | 大友啓史 |
俳優 | 大森南朋、玉山鉄二、柴田恭兵、松田龍平 |
ジャンル | ドラマ |
あらすじ | 日本を代表する自動車企業アカマの悪い噂がインターネットを中心に流れ、中国系ファンドのブルーウォールの劉がアカマのTOB(株式公開買い付け)を宣言する。 かつて日本を買い叩いて一世を風靡した「ハゲタカ」こと鷲津はアカマからの要請を受け、「ホワイトナイト」としてアカマの買収を宣言すると共に、「赤いハゲタカ」劉に立ち向かう。 |
ハム蔵が苦手な「金融」がテーマのお話。 ドラマ版もあるらしいが、見たことはないので、人物関係・利害関係は途中までごっちゃまぜ。
最初は日本vs中国の戦いに思えたが、ドバイ、アメリカも巻き込んだ大きな話になり、「時間」も考慮に入れた手に汗握る駆け引きが展開された。
これはもはや「ミッション・インポッシブル」。 銃や爆弾は出てこないが、様々な情報や作戦が交差し、形勢が変わっていく様子は見もの。 終始劣勢だった鷲津が大逆転打を放つところは爽快な仕上がりになっている。
ハム蔵がお金の話に敏感だったら、もっともっと楽しめたのかな!? 無知でもおもしろかったけど・・・
手持ちカメラがスピード感を生み出し、各人物の心理状態を表していたり、効果絶大だった。
モンスターペアレントは最近の学校あるあるだ。Pちゃんをおしりからとる映像が面白い。階段をつるつるしながら上る姿もかわいい。
リアルで深いテーマ。生き物と真剣に向き合い、命のことを考える。がんばって生きていたことを無駄にするな。殺すのと食べるのは違う。そんな事を小学生が真剣に話し合う。最近はゲームなどがリアルになっているからか、人を殺すこと、とか、人が死ぬこと、を軽く考える傾向にある気がする。現実と架空の世界がごっちゃになってる若者が信じられない事件を起こす。全国の学校にこういう命の授業が広がったらいいと思う。